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- SNS運用支援
SNS採用戦略完全ガイド|効果や成功事例、デメリットを徹底解説。
SNSの普及により、企業と求職者の出会いの場も大きく変化しています。従来の求人広告や人材紹介会社に代わる、新たな採用手法として「SNS採用」が注目を集めています。
しかし、SNS採用はメリットばかりではありません。情報漏洩や炎上リスク、効果測定の難しさなど、様々な課題も存在します。成功するためには、SNSの特性を理解し、戦略的に活用することが不可欠です。
本ガイドでは、SNS採用の基礎知識から、具体的な戦略立案、成功事例、そして失敗しないための注意点まで、徹底的に解説します。
▼この記事でわかる内容 |
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・SNS採用とは? ・SNS採用により獲得できる効果 ・SNS採用で活用されるプラットフォーム ・SNS採用戦略の立て方と実行までの流れ ・SNS採用を始めるにあたり把握しておくべき注意点 ・SNS採用を成功させるための運用ノウハウ |
これからSNS採用を始める企業はもちろん、すでにSNSを活用しているが効果が出ていない企業の参考になれば幸いです。
SNS採用とは?
SNS採用とは、Twitter、Facebook、Instagram、LinkedInなどのソーシャルメディアプラットフォームを活用して行う採用活動のことです。ソーシャルリクルーティングともいいます。
従来の求人広告や転職サイトとは異なり、企業がSNSを通じて自社の魅力や求人情報を発信し、求職者と直接コミュニケーションをとることで、より効果的に採用活動を行うことができます。
SNS採用が重要な理由:SNSを使う若者が増えているから
SNS採用が重要な理由は、近年SNSを活用して就職活動を行う若者が増えているからです。
総務省の調査によると、SNSの利用時間は若者を中心に長くなっており、特に10代〜20代は平日・休日問わずSNSを見ていることがわかります※。
また、株式会社マイナビの調査によると、就活生が就活準備の情報収集のためにSNSを活用している割合は年々増加しています。
以上のことから、特に若い世代の就活生をメインターゲットとする場合SNS採用は非常に重要な方法となってきていることがわかります。
※総務省|令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
SNSを活用する若者の動き
では実際に、SNSを活用して就活をする若者の動きはどうなっているのでしょうか?若者の動きを以下の図でわかりやすく解説していきます。
認知→興味理解→面接→内定承諾の順番で以下で詳細に解説していきます。
フェーズ①|認知
SNSや採用ナビサイト、就活イベント、大学訪問、広告など、様々な場所で企業の情報に触れる機会があります。ここでは、企業の名前や事業内容をなんとなく認識する段階です。
企業の公式アカウントや社員の投稿、広告などを目にすることで、企業の存在を知ります。「最近この企業よく見かけるな」「何のアカウントなんだろう?」といった感想を抱く段階です。
これらの場では、より詳しい企業情報に触れることができます。企業の事業内容や社風、募集職種などを知ることで、興味を持つ企業を絞り込んでいくきっかけとなります。
フェーズ②|興味・理解
認知した企業に興味を持った若者は、さらに深く企業について理解しようと行動します。企業の採用サイトやSNSアカウントを訪問し、事業内容や社風、社員の声などを詳しく調べます。
企業の事業内容、募集職種、社員インタビュー、福利厚生など、より詳細な情報を得ます。「この会社、こんな事業をやってるのか!知らなかった」といった発見がある段階です。
企業の公式アカウントや社員の投稿を見ることで、企業の雰囲気や社風を感じ取ります。「雰囲気も良さそうだな」「人気なのかな?この投稿面白い!」といった感情を抱く段階です。
フェーズ③|面接
企業への理解が深まり、入社したいという気持ちが強くなると、選考に応募します。応募後、企業との面接が行われます。面接では、企業の担当者と直接コミュニケーションを取り、企業への理解をさらに深めます。
面接に進むと、合格に向けて企業の情報をより深く理解するために、再度SNSアカウントを訪問することもあります。「面接対策のためにSNSも見て情報収集しよう!」といった行動が見られます。
フェーズ④|内定後のフォロー
面接を通じ、企業側から内定通知を出します。しかし、優秀な内定者ほど複数の内定を持っているものです。その際、内定者はSNSアカウントを通して、改めて自社について情報収集するでしょう。
SNSは、「他社と比べて、この会社が良さそう!ここに入社しよう!」といった意思決定を後押しする情報を収集するきっかけとして有効です。
SNS採用により獲得できる効果
SNS採用は、従来の採用手法では得られなかった様々な効果をもたらします。
ここでは、SNS採用によって期待できる4つの主要な効果について詳しく解説します。
▼この記事でわかる内容 |
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・効果①|採用ブランディングの強化 ・効果②|幅広い層へのリーチ ・効果③|採用ミスマッチの軽減 ・効果④|採用プロセスの効率化 |
ここからは、それぞれの効果について詳しく解説していきます。
効果①|採用ブランディングの強化
1つ目の効果は、採用ブランディングの強化です。SNSを通じて、企業文化や価値観、働く社員の姿などを発信することで、企業の魅力をより深くリアルに伝えることができます。
求職者は企業の公式ウェブサイトだけでなく、SNSでの情報も参考にします。SNSで積極的に情報発信を行うことで、企業への共感と信頼感を醸成し、魅力的な職場であることをアピールできるでしょう。
企業の価値観に共感する人材は、入社後の定着率も高い傾向にあります。企業理念に共感する優秀な人材を惹きつけることもできるので、積極的に発信してみましょう。
効果②|潜在層からの認知獲得
2つ目の効果は、幅広い層からの認知獲得です。外部リーチによって、求人サイトなどに登録していない潜在的な求職者にもSNSを通じて企業の情報を届けることができます。
特にBtoB業界やニッチな業界だと、就活生の認知度が低く、応募する候補に上がっていないことがほとんどです。
潜在層からの認知を獲得することで、応募に繋げられる可能性が高まります。
SNS広告のターゲティング機能を活用すれば、年齢、性別、居住地、興味関心など、特定の層に絞った配信が可能です。
また、シェア機能や口コミ効果により情報が拡散され、より多くの求職者にリーチできることもSNSの良いところです。これらのSNSの特性を活用して、認知獲得につなげることができます。
効果③|採用ミスマッチの軽減
3つ目の効果は、採用ミスマッチの軽減です。社員のインタビューや職場風景などのコンテンツを通じて、企業の雰囲気や仕事内容を事前に求職者に伝えておくことができます。
事前に企業の文化や雰囲気を深く理解しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です。できるだけ企業の内部がリアルに伝わるようなコンテンツを発信してみましょう。
効果④|タイムリーな発信が可能
4つ目の効果は、タイムリーな情報発信が可能なことです。採用ページやパンフレットでは更新に時間がかかってしまいますが、SNSを活用すればタイムリーな情報を投稿できます。
また、ライブ配信などを活用すれば生の声をリアルタイムで伝えることも可能です。最新の情報をリアルタイムで発信するように心がけてみましょう。
効果⑤|投稿内容が資産になる
5つ目の効果は、投稿内容が資産になることです。SNSで投稿した内容は、出してすぐだけでなく、時間が経ってからもユーザーから見られる資産となります。
また、作成した投稿のクリエイティブを別の局面でも使い回すことができます。過去の投稿が自社のブランディングにも繋がるため、常にブランドイメージを意識した投稿を心がけてみましょう。
SNS採用で活用されるプラットフォームの種類
SNS採用は、様々なプラットフォームを活用することで、より効果的にターゲット層にアプローチし、企業の魅力を伝えることができます。ここでは、代表的な8つのプラットフォームとその特徴について解説します。
▼SNS採用で活用されるプラットフォームの種類 |
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・種類①|Instagram ・種類②|TikTok ・種類③|Youtube ・種類④|X(旧:Twitter) ・種類⑤|Facebook ・種類⑥|YOUTRUST ・種類⑦|LinkedIn ・種類⑧|Wantedly |
ここからは、それぞれのプラットフォームについて詳しく解説していきます。
種類①|Instagram
Instagramでは、写真や動画で企業文化や働く社員の姿を魅力的に伝えられます。
若年層の利用率が高く、フォローをしてもらうことで、学生や求職者と継続的な接点を持てることも特徴の1つです。
また、ストーリー機能やライブ配信機能を活用することで、リアルタイムな情報発信や社員の日常を垣間見せるコンテンツに活用できます。
InstagramはビジュアルメインのSNSであり、デザインスキルが必要になってくる場合もあるため注意しましょう。
種類②|TikTok
TikTokでは、ショート動画で企業の魅力や仕事内容を簡潔に伝えられます。
他のSNSよりも拡散力が高く、最新のトレンドを取り入れた動画を発信すれば若年層の興味関心を得ることもできます。
おすすめ欄に表示される可能性も高いプラットフォームなので、フォロワーではない求職者への接触にもつながりやすいこともポイントです。
TikTokは人物が登場する場合が多く、出演する演者(社員の方)の協力が必要となってくるため注意が必要です。
種類③|Youtube
Youtubeでは長尺の動画を配信するため、他の媒体に比べて情報量を多く入れることができ、企業理解を促進することができます。
また、求職者がサムネイルで興味を持ち、動画を見に行くといった能動的な行動が生まれることもポイントです。
ただし、長尺の動画は施策コストが高いことや、認知獲得に繋がりにくいといった問題点もあるので気をつけましょう。
種類④|X(旧:Twitter)
X(旧:Twitter)では、最新の情報をリアルタイムに発信することができます。ハッシュタグを使えば、特定のテーマに興味を持つユーザーに情報を届けることが可能です。
また、求職者からの質問に回答したり、意見交換したりと双方向でのコミュニケーションが取りやすいこともポイントです。
業界動向や競合他社の情報を収集することもできる魅力溢れるツールですが、企業公式アカウントではトレンドに即したタイムリーな投稿や、担当者のユーモアセンスが必要なためハードルが高いのが難点です。
種類⑤|Facebook
Facebookは、幅広い年齢層に利用されているため、多様な人材にアプローチできます。
また、企業ページを作成することができ、詳細な企業情報や求人情報を掲載できるのもポイントです。
特定のテーマに興味を持つユーザーと交流できるグループ機能もあり、クローズドなコミュニティを形成したい企業にはおすすめのプラットフォームとなっています。
拡散力は高くないので、潜在層より顕在層を獲得したい方におすすめします。
種類⑥|YOUTRUST
YOUTRUSTは、採用に特化したキャリアSNSです。スキルや経験、価値観などをもとに企業と求職者をマッチングする機能があり、特に転職や副業人材を探すのにもってこいのプラットフォームです。
また、気になる求職者に直接アプローチできるスカウト機能があることも魅力的なポイントとなっています。
種類⑦|LinkedIn
LinkedInは、採用担当者にとって、優秀な人材の獲得に非常に有効なツールです。ビジネス特化型SNSのため、登録者の多くがキャリア志向の高い人材が多く、質の高い人材へのリーチが期待できます。
企業ページで詳細な企業情報や魅力を発信することで、企業ブランドを向上させ、求職者からの認知度を高めることも可能です。
さらに、職種、スキル、経験年数など、詳細な条件で求職者を絞り込むことができます。さらにLinkedInは実名登録を前提としているプラットフォームなので、そこに対してピンポイントでアプローチできるのが魅力です。
種類⑧|Wantedly
Wantedlyは採用に特化したキャリアSNSで、企業文化やビジョンに共感する人材にアプローチできる共感採用を取り入れています。
ストーリー機能で企業のストーリーや社員の想いを伝えることができたり、カジュアル面談機能で気軽な雰囲気で求職者とコミュニケーションを取れたりと、求職者とのタッチポイントを増やすのにもってこいのプラットフォームです。
説明会や交流会など、オフラインでのイベントも開催できるので活用してみましょう。
SNS採用戦略の立て方と実行までの流れ
SNS採用は、始める前に戦略を立てることが重要。ここからは、採用戦略の立て方から実行までの流れをご紹介します。
▼SNS採用戦略の立て方と実行までの流れ |
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・STEP①|ペルソナ設定とターゲットの明確化 ・STEP②|プラットフォーム選定 ・STEP③|戦略策定とロードマップの構築 ・STEP④|クリエイティブ制作 ・STEP⑤|アカウント運用 ・STEP⑥|効果測定・改善 |
それでは、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。
STEP①|ペルソナ設定とターゲットの明確化
1つ目のステップは、ペルソナ設定とターゲットの明確化です。
まずは、採用したい人物像(ペルソナ)を具体的に定義しましょう。年齢、性別、経験、スキル、価値観、ライフスタイルなど、詳細なペルソナを設定することでターゲット層に響くメッセージやコンテンツを作成することができます。
特に、新卒採用の場合時期によってターゲットの状況が異なるため、ターゲットの性質だけを点で捉えるのではなく線で捉えることが重要です。のちのロードマップ構築にもつながるので、手を抜かずに考えてみましょう。
STEP②|プラットフォーム選定
2つ目のステップは、プラットフォームの選定です。STEP①で特定したターゲット層が利用しているプラットフォームを中心に選定しましょう。
ユーザー層、コンテンツ形式、コミュニケーションスタイルなど、各プラットフォームの特徴を理解することも重要です。自社の採用活動に最適なプラットフォームを選ぶことを心がけましょう。
STEP③|戦略策定とロードマップの構築
3つ目のステップは、戦略策定とロードマップの構築です。
まずは、採用目標を設定しましょう。採用人数、期間、予算などを具体的に設定することが重要です。
次に、採用目標から逆算してKPIを設定します。フォロワー数、エンゲージメント率、応募数など、目標達成度を測るための指標を設定しましょう。
最後に、採用ロードマップを作成します。いつ、どのSNSで、どのようなコンテンツを発信するのか、具体的なスケジュールを立てることが大切です。
STEP④|クリエイティブ制作
4つ目のステップは、クリエイティブ制作です。ターゲット層の興味を引くような、高品質な写真、動画、テキストコンテンツを作成しましょう。企業文化、仕事内容、社員の声などを発信し、企業の魅力をアピールすることも重要です。
SNSはブランディングを意識することも非常に重要。企業のブランドイメージに合った、統一感のあるデザインでコンテンツを作成するよう心がけましょう。
STEP⑤|アカウント運用
5つ目のステップは、アカウント運用です。
まずは、 採用ロードマップに基づき定期的にコンテンツを発信することが大切。オンライン説明会や座談会など、求職者との接点を増やすためのイベントを開催することも効果的です。
運用時は、企業のブランドイメージを崩さないよう統一感のある投稿を心がけましょう。
STEP⑥|効果測定・改善
6つ目のステップは、効果測定・改善です。設定したKPIを定期的に確認し、目標達成度を評価しましょう。
どのようなコンテンツが効果的だったのか、どのプラットフォームからの応募が多いのかなどを分析し、コンテンツ内容や発信頻度、プラットフォームの活用方法などを改善することが重要です。
効果測定と分析、改善を繰り返し、PDCAを回すことでより効果の高いSNSになるよう心がけましょう。
SNS採用を成功させるために必要なポイント
SNS採用には、さまざまなリスクも存在します。ここからは、SNS採用を成功させるために必要なポイントをご紹介します。
▼SNS採用を成功させるために必要なポイント |
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・ポイント①|炎上リスクとその対策 ・ポイント②|アカウント運用は工数がかかる ・ポイント③|すぐには成果を出すことはできない ・ポイント④|企業が発信したいことよりユーザーが欲しい情報優先にする |
それでは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
ポイント①|炎上リスクとその対策をする
1つ目のポイントは、炎上リスクとその対策についてです。SNSは情報拡散力が非常に高いため、不適切な投稿や対応が炎上につながる可能性があります。
一度炎上すると、企業イメージの低下や採用活動への悪影響は避けられません。炎上対策をしておくことで、日々の施策をより円滑に回せるようになります。
基準となるフローを設計し、炎上してしまった際はそれをベースに臨機応変に落ち着いて対応しましょう。弊社では以下のような炎上対応フローをご用意させていただいております。参考にしてみてください。
ポイント②|自社理解に基づいた情報発信をする
2つ目のポイントは、自社理解に基づいた情報発信をすること。Instagramで採用活動を成功させるには、自社の魅力を最大限に引き出し、求職者に伝えることが重要です。
そのためには、まず自社を深く理解し、どのような人材を求めているのか、どのような情報を発信すれば共感を得られるのかを明確にする必要があります。
特にクリエイティブは自社理解に基づいたものを制作する必要性があるため、注意しましょう。
ポイント③|長期的な視点で取り組む
3つ目のポイントは、長期的な視点で取り組むこと。すぐに効果が出なくても、諦めずに継続することが大切です。
短期的な効果だけを追うのではなく、SNSによって投稿した内容は資産になっていくという視点を常に持っておきましょう。
また、具体的な目標を設定し、定期的に効果測定を行うことも重要です。 計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)のサイクルを回し、常に改善を続けましょう。
他社の成功事例を調査し、研究を続けることも重要です。長期的な目線を持って、インプットとアウトプットを繰り返しながらアカウントを育てていきましょう。
ポイント④|企業が発信したいことよりユーザーが欲しい情報を優先する
4つ目のポイントは、企業が発信したいことよりユーザーが欲しい情報を優先することです。
自社を理解した上で、企業が発信したいこと<ユーザーが欲しい情報を提供する姿勢を維持しないと、企業の自己満足で結果に紐づかないアカウントになる可能性があります。
ターゲットのニーズが何か考え、それに合ったコンテンツ発信を心がけましょう。
SNS採用おけるアカウントの成功事例
実際に、SNS採用で成功している企業のアカウントを6つご紹介します。
▼SNS採用おけるアカウントの成功事例 |
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・事例①|【Instagram】東京建物株式会社 ・事例②|【Instagram】株式会社クリーク・アンド・リバー社 ・事例③|【Instagram】株式会社 USEN U-NEXT HOLDINGS ・事例④|【Instagram】株式会社サイバーエージェント ・事例⑤|【TikTok】株式会社カワツウ ・事例⑥|【TikTok】株式会社ハイフライヤーズ「キートス」 |
ここからは、それぞれの事例を詳しく解説していきます。
事例①|【Instagram】東京建物株式会社
東京を中心とした不動産会社である東京建物株式会社。学生にとって馴染みの薄い「デベロッパー」や東京建物の業務内容についての理解促進が採用時の課題になっていました。
Instagramでは、タイムリーかつ視覚化されたデザインの投稿で就活生の理解の解像度を高めることを目的として運用を開始。
結果的に、毎月安定して多くのリーチを獲得できるアカウントへと成長し、採用面談前後でのアカウント閲覧はもちろんのこと、社内での文化浸透としての役割も担っているそうです。
事例②|【Instagram】株式会社クリーク・アンド・リバー社
映像、ゲーム、Web、広告・出版、医療、会計、法曹、建築、コンピュータサイエンスなどのプロフェショナル・エージェンシーである株式会社クリーク・アンド・リバー社です。企業理解の促進と親近感の醸成を目的に運用を開始しました。
採用ホームページにはない、タイムリーな情報や社員登場で会社の雰囲気が伝わる企画に狙いを定め、運用しています。
結果的に、毎月安定して多くのリーチを獲得できるアカウントへと成長したのはもちろん、毎月Instagram経由のエントリーも多く来ている状況だそうです。
事例③|【Instagram】株式会社 USEN U-NEXT HOLDINGS
3つ目の事例は、店舗・施設支援、通信・エネルギー、コンテンツ配信など幅広い分野で事業を行う株式会社USEN Unext Holdingsです。
営業社員の1日や、就活あるあるなど就活生が気になるコンテンツを発信しており、若年層の獲得に大きく寄与していると言えます。
ハイライトの使い方や、プロフィールから30秒でエントリーできる導線づくりも勉強になるポイントです。
事例④|【Instagram】株式会社サイバーエージェント
メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業など幅広い事業を行う株式会社サイバーエージェント。
自社の紹介だけでなく、伝わるガクチカの作成方法や面接対策などのお役立ちコンテンツを発信しており、サイバーエージェントを知っている顕在層だけでなく潜在層へのリーチも獲得できていることがわかります。
デザインが統一されており、ブランディングが意識されている点も注目したいポイントです。
事例⑤|【TikTok】株式会社カワツウ
5つ目の事例は、インターホン設備、インターホンリニューアル、テレビ共聴や放送設備と消防設備の工事等を行う株式会社カワツウです。
求人媒体に出稿していたものの、企業の認知度の低さから応募が集まらないことを課題に感じており、企業の認知度向上のためにTikTokを開始しました。
社長自ら動画に出演し、部下との日常を届けることで企業の雰囲気を伝えています。結果的に、業界内での認知度の向上により、案件の獲得にも寄与できました。
事例⑥|【TikTok】株式会社ハイフライヤーズ「キートス」
6つ目の事例は、千葉県で13の保育園「キートス」を運営する株式会社ハイフライヤーズです。
コロナ渦に突入し、合同説明会に出展することができなくなってしまったことがきっかけで、TikTokを開始しました。
保育士のリアルをショート動画で発信しているだけでなく、TikTokライブも活用し臨場感あふれるアカウントになっています。結果的に、多くの応募を獲得することができました。
まとめ
今回の記事では、SNS採用の効果やプラットフォームの種類、注意したいポイントや成功事例などを幅広く解説しました。
SNSを活用すれば、求職者に新鮮な情報をリアルタイムに伝えることができ、企業の雰囲気や文化を伝えることができます。
求職者とのタッチポイントを増やしたい、SNSを通して企業の文化や雰囲気を事前に伝え、入社後のミスマッチを防ぎたいという採用担当者の方は、ぜひSNS採用を取り入れてみてくださいね。