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  • インフルエンサーマーケティング支援

インフルエンサーマーケは意味ない?効果がでない原因と、効果の出る考え方について解説。

インフルエンサーマーケティングはたびたび、「意味あるの?」や「売上に本当に繋がるの?」という批判を受けます。

ただ、実際にBASE FOODやMyProteinなどのブランドは、インフルエンサーマーケティングをうまく活用して、ブランドの成長に成功しています。

ただ、要所を押さえておけば、インフルエンサーマーケティングで効果を出すことは可能です。そこでこの記事では下記のような内容について解説していきます。

そこでこの記事では、インフルエンサーマーケが意味がないと言われる理由と、効果を出すための考え方について解説してきます。

▼この記事でわかる内容
・インフルエンサーマーケティングが意味がないと言われる理由を深掘り
・インフルエンサーマーケティングが効果が出ない原因
・インフルエンサーマーケティングのそもそもの「効果」の考え方
・インフルエンサーマーケティングで「効果」が出る考え方

では最後までお付き合いいただけたら幸いです。

インフルエンサーマーケは意味がないと言われる理由

インフルエンサーマーケティングは意味がないと言われる理由について解説していきます。結論から言うと下記の3つの理由が考えられます。

▼インフルエンサーマーケは意味がないと言われる理由
・理由①|胡散臭く炎上リスクがある
・理由②|効果が分かりにくい
・理由③|予算が高くつく

理由①|胡散臭く炎上リスクがある

インフルエンサーマーケティングが批判される一つの大きな理由は、一部のインフルエンサーで信頼性が低い人物が存在することです。その理由として、インフルエンサーが商品やサービスをPRする際に、「ビジネス感」が出てしまうことにあります。

消費者は日に日に目が肥え始めており、不誠実なプロモーションに対して信用をしなくなりつつあります。

さらに、こうした「ビジネス感」のあるプロモーションは、炎上のリスクを抱えております。

理由②|効果が分かりにくい

インフルエンサーマーケティングの効果が明確に測定されにくいことです。

多くの場合、インフルエンサーの投稿による効果は可視化されにくい傾向があります。特に、フォロワー数やいいねの数などの指標は、実際の販売数やブランドへのポジティブな印象とは必ずしも一致するとは限りません。

この不透明さが、一部のマーケティング担当者にインフルエンサーマーケティングを否定的に捉えさせる要因となっています。

理由③|予算が高くつく

インフルエンサーマーケティングには高い予算が必要とされることがあります。特に影響力のあるインフルエンサーを起用する場合、その報酬は高額になることが多々あります。

小規模な事業や限られたマーケティング予算を持つ企業にとっては、この高額な投資が大きな負担となり得ます。また、高額な投資に見合うだけのROI(投資収益率)が得られない場合、インフルエンサーマーケティングの効果に疑問を持つことは自然です。

こうした、高いコストがインフルエンサーマーケティングの効果を否定的に見る理由の一つとなっています。

インフルエンサーマーケで効果がでない原因

では、そもそもインフルエンサーマーケティングで「効果がでない」原因はなんなのでしょうか?それが下記の5点です。

▼インフルエンサーマーケで効果がでない原因
・原因①|ビジネス上の目的が不明確
・原因②|施策とターゲットの不一致
・原因③|施策に継続性がない
・原因④|インフルエンサーとの関係値不足
・原因⑤|購入までの導線設計が甘い

ではそれぞれ詳細に解説していきます。図解でまとめると以下のようになります。

原因①|ビジネス上の目的が不明確

インフルエンサーマーケティングを実施する際、ビジネス目標を明確化せずにいることは、施策の軸がブレに繋がります。その結果、効果的な結果を得にくくなります。

例えば、ブランド認知度の向上、製品の直接的な販売促進、顧客エンゲージメントの増加など、具体的な目標が設定されていないと、成果の測定も困難になります。

それゆえに、「効果が出ない」というふんわりした判断で終わってしまうのです。

原因②|施策とターゲットの不一致

インフルエンサーマーケティングの効果が出ないもう一つの理由に、施策とターゲット市場の不一致があります。インフルエンサーのフォロワー層が企業の狙うターゲット市場と異なる場合、キャンペーンのメッセージを適切な受け手に届けることができません。

このミスマッチは、投資した時間やコストに対して望ましい結果を得られないことにつながります。

原因③|施策に継続性がない

一時的なキャンペーンや短期間のみの活動は、継続性が欠けるため、長期的なブランドの認知度向上やロイヤルカスタマーの構築につながりにくいです。

一回だけの施策で、「認知が取れていない」や「売上が取れない」などと短期的な視野で捉えている場合は、インフルエンサーマーケティングを実施しない方が良いでしょう。

継続的なインフルエンサーとの関係構築と、長期にわたる戦略的なキャンペーン実施が、成功への鍵となります。

原因④|インフルエンサーとの関係値不足

インフルエンサーとの関係が表面的である場合、その影響力を最大限に活用することはできません。インフルエンサーも関係値が浅く良いと思っていない商品の場合、投稿する内容も浅いものになりがちです。

信頼関係の構築と、相互の価値を理解することで、より説得力のあるメッセージを伝えることができます。

インフルエンサーと深い関係を築くことで、インフルエンサー側も熱のこもったアウトプットを出してくれます。結果として、キャンペーンの効果を高めることができます。

原因⑤|購入までの導線設計が甘い

インフルエンサーマーケティングの最終目標は多くの場合、製品やサービスの購入に至ることです。その際に、Webサイトや企業アカウントの設計が不十分だと成果が出にくくなります。

購入プロセスをシンプルで直感的にすること、明確なCTA(Call to Action)を提供することが重要です。これにより、消費者が興味を持った時にスムーズに購入に進めるようになります。

インフルエンサーマーケの効果の考え方

続いて、インフルエンサーマーケの効果の考え方について解説します。施策の目標やKPIを設定する前に、収益性について考える必要があります。

効果測定の考え方

インフルエンサーマーケティングの最終目標は、利益を残すことです。利益を獲得するためには投資を実施する必要があります。

インフルエンサーマーケティングでの「投資」とは施策に関連する販売促進費や広告宣伝費及びその運用にかかる人件費等のことを指します。具体的には下記の通りです。

  • インフルエンサーに支払う費用
  • 製品サンプルのコスト
  • 関連するマーケティングコスト
  • 施策実行に関わる人件費….etc

これらの投資から、企業は収益を獲得します。インフルエンサーマーケティングが目指す収益の事例として以下のようなものが挙げられます。

  • 直接的な収益(例えば、製品の販売増加)
  • 間接的な収益(ブランド認知度の向上による長期的な収益増加)

また、これを1ヶ月ではなく年単位で収益を獲得する計画を立てることがインフルエンサーマーケティングを実施する上で重要です。

ROI(費用対効果:Return Of Investment)の計算方法

続いて重要なのが、投資に対してどの程度収益を獲得できるのかを念頭においておくことが重要です。

投資に対する収益の割合を計算することで、ROI(費用対効果)を求めます。これは、投資した金額に対してどれだけの収益が生まれたかを示す指標です。

インフルエンサーマーケティングでのROIは、マーケティング・キャンペーンに費やした金額に対し、そのキャンペーンが生み出した収益を比べることです。ROIの計算式は次のとおりです。

▼ROIの計算式
ROI(費用対効果) = 利益(効果)÷ マーケティング投資額 × 100

こうした数値的な点を押さえておくことは、施策の実行での社内説得の重要な材料となります。

インフルエンサーマーケティングの効果の出るやり方

では、インフルエンサーマーケティングを意味あるものにするための考え方について解説しておきます。具体的には以下の通りです。

▼インフルエンサーマーケティングの効果の出るやり方
・やり方①|ターゲットと目的を明確にする
・やり方②|KPIの設定を実施する
・やり方③|インフルエンサーにファンになってもらう
・やり方④|中長期的かつ継続的に施策を打つ

詳細は下記で解説していきます。

やり方①|ターゲットと目的を明確にする

成功するインフルエンサーマーケティング施策の最初のステップは、ターゲットと目的を明確にすることです。

これには、どのような顧客をターゲットにするかを明確にすることで、施策を通じて達成したい具体的な目標を設定することが可能になります。

例えば、若年層のブランドの場合だと認知度向上、特定製品の売上向上などが目的となり得ます。明確な目標を持つことで、施策の方向性が定まり、成功に導くための戦略を立てやすくなります。

やり方②|KPIの設定を実施する

施策を実行する際に、KPIを設定することは非常に重要です。

▼KPIとは?
KPIとは?「Key Performance Indicator」の略で、「重要業績評価指標」と訳されます。これは、組織や事業の目標達成度を測定するために使用される具体的な指標です。KPIは、企業や組織がその戦略的目標をどの程度達成しているかを理解し、評価するための重要なツールです。

インフルエンサーマーケティングでのKPIの代表的な事例が挙げられます。例えば下記のような数値指標があげられます。

  • エンゲージメント率
  • リーチ
  • コンバージョン数

これらの指標は、キャンペーンが目標に対してどれだけ効果的であるかを評価するために存在します。インフルエンサーマーケティングを実行する際に、定期的に進捗をモニタリングし、進捗度合いに応じて施策を調整することが重要です。

やり方③|インフルエンサーにファンになってもらう

インフルエンサーマーケティングの鍵となるのは、インフルエンサーが自社ブランドのファンになることです。

インフルエンサーがある程度自社の商品に対してファンであることが重要です。すると、インフルエンサーのメッセージは説得力あるものになります。

結果として、フォロワーに対しても影響力が増します。このためには、インフルエンサーとの関係を築き、彼らが製品やブランドを本当に理解し、価値を感じられるようにすることが重要です。

やり方④|中長期的かつ継続的に施策を打つ

インフルエンサーマーケティングは、一過性のキャンペーンよりも長期的な戦略として考えるべきです。

一貫性を持って中長期的に施策を展開することで、ブランドの認知度を徐々に高め、顧客との信頼関係を構築できます。

また、定期的なキャンペーンを通じてインフルエンサーとの関係を維持し、継続的なコラボレーションを行うことが、効果的なブランドメッセージを発信し続けるための鍵です。

まとめ

ここまで、意味がないとたびたび言われるインフルエンサーマーケティングについて下記の点について触れてきました。

  • なぜ意味がないと言われるのか?
  • 意味がないと言われる原因
  • 効果のあるものにするための考え方とやり方

そもそも、インフルエンサーマーケティングが意味のないものと言われる理由として下記のような点が挙げられます。

  • 胡散臭く炎上リスクがある
  • 効果が分かりにくい
  • 予算が高くつく

ただ、うまくやれば非常に効果的な施策になるのも事実です。そもそもうまくいかない要因には下記のような理由があります。

  • ビジネス上の目的が不明確
  • 施策とターゲットの不一致
  • 施策に継続性がない
  • インフルエンサーとの関係値不足
  • 購入までの導線設計が甘い

そのために、そもそもインフルエンサーマーケティングにおける効果を獲得するための考え方について解説してきました。そのために下記の2点について解説しました。

  • 効果の測定考え方
  • ROI(費用対効果)の考え方

そして最後に、これらの効果を出すために必要な考え方について解説しました。具体的には下記の通りです。

  • ターゲットと目的を明確にする
  • KPIの設定を実施する
  • インフルエンサーにファンになってもらう
  • 中長期的かつ継続的に施策を打つ

これらの点を踏まえて、実際にインフルエンサーマーケティングの実行に向けた動きに繋げていただけたら幸いです。